2008/4~2011/3 大阪大学にて、10族金属触媒を用いた有機フッ素化合物(テトラフルオロエチレン)の変換反応に関する研究に従事(修士卒)
2011/4~2021/3 ダイキン工業(株)にて様々な有機フッ素化合物の合成研究に従事
2021/4~2022/9 お茶の水女子大学にて有機フッ素化合物の合成研究に取り組む。主にポリマー合成のテーマを担当。
2022/10~現在 お茶の水女子大学にてURAとして有機フッ素化合物の合成研究を支援し、実用化を指して活動中
＜業績一覧(2025/2/22時点)＞
１．掲載済みの論文10報
10-Phenylphenothiazine-Organophotocatalyzed Bromo-Perfluoroalkylation of Unactivated Olefines; Koto Tagami, Moeko Nakayama, Tadashi Kanbara, Cahard Dominique and Tomoko Yajima*,
J. Org. Chem., 2024, 89, 10, 7084–7094.
Nitroxide-Mediated Controlled Radical Polymerization of a-Trifluoromethylstyrenes with Styrenes; Tadashi Kanbara, Yuriko Ito, Airi Yamaguchi and Tomoko Yajima*,
Molecules., 2024, 29, 6, 1214.
Amine-catalyzed synthesis of fluorine-containing polymers through halogen bonding; Tadashi Kanbara, Mizuki Arase, Miyu Tanaka, Airi Yamaguchi, Koto Tagami and Tomoko Yajima*,
Chem. Asian. J., 2023, 18, 8, e202300035.
Hydroxy- and Hydro-Perfluoroalkylation of Styrenes by Controlling the Quenching Cycle of Eosin Y; Haruko Shibata, Moeko Nakayama, Koto Tagami, Tadashi Kanbara and Tomoko Yajima*
Molecules., 2023, 28, 22, 7577.
[5] Metal-free visible-light-induced hydroxyperfluoroalkylation of conjugated olefins using enamine catalyst; Koto Tagami, Yu Ofuji, Tadashi Kanbara and Tomoko Yajima*,
RSC Adv., 2022, 12, 32790–32795.
[6] EosinY Catalyzed Visible-Light-Induced Hydroperfluoroalkylation of Electron-Deficient Alkenes
Satsuki Shigenaga, Haruko Shibata, Koto Tagami, Tadashi Kanbara, and Tomoko Yajima*
J. Org. Chem. 2022, 87, 21, 14923–14929.
[7] Radical cyclization reaction of iodine containing fluoroolefines; Y. Ofuji, T. Kanbara, T. Yajima*, J. Fluor. Chem., 2021, 247, 109805.
[8] Synthesis of perfluoroalkylene oligo(ethylene glycol) alternative polymer via photoinduced polyaddition; M. Shinmen, K. Sasahara, S. Nakamura, T. Kanbara, T. Yajima*, J. Fluor. Chem., 2020, 229, 109417.
[9] Carbon-Fluorine Bond Activation of Tetrafluoroethylene on Palladium(0) and Nickel(0): Heat or Lewis Acidic Additive Promoted Oxidative Addition; M. Ohashi, M. Shibata, H. Saijo, T, Kambara, and S. Ogoshi*, Organometallics 2013, 32, 3631-3639.
[10] Palladium Catalyzed Coupling Reactions of Tetrafluoroethylene with Arylzinc Compounds; M. Ohashi, T. Kambara, T. Hatanaka, H. Saijo, R.Doi, and S.Ogoshi*, J. Am. Chem.Soc. 2011, 133, 3256-3259.
２．発明者として出願した特許文献39件
＜成立済みの特許（24件）＞
高田 十志和、曽川 洋光、神原 將、野口 剛、ニトリルオキシド化合物、JP7113441(B1)[日本], US12209062(B2)[米国]、韓国・中国・欧州で審査中（出願日：2018.5.28）
矢島 知子、神原 將、野口 剛、含ヨウ素化合物、JP7165336(B2)[日本]、US11999761(B2)[米国]、欧州等で審査中（出願日：2018.5.7）
矢島 知子、佐野 萌佳、神原 將、野口 剛、シルセスキオキサン（出願日：2018.5.7）JP7315173(B2)[日本]、US12091527(B2)[米国]、EP3406651[欧州]
松浦 誠、石原 寿美、神原 將、日高 麻衣、高野 真也、岸川 洋介、α－フルオロアクリル酸エステルの製造方法、JP698563196(B2)[日本]、JP6985637(B2)[日本] （出願日：2021.4.20）
[5]大石 好行、野口 剛、神原 將、ポリベンゾイミダゾール、その前駆体ポリアミド
及びそれらの製造方法、JP7085737(B1)[日本]、KR2357048(B1)[韓国]、TWI763922(B)[台湾]、CN111108145(B) [中国]、US11548983、US11655339 、US11932729 (B2)[米国]、（出願日：2017.9.15）
[6]野口 剛、上谷 文宏、神原 將、根本 修克、ポリマー、組成物及び成形品、JP6895146(B2)[日本]、KR2207516(B1)[韓国]、CN109996832(B)[中国]、US10961353(B2)[米国]、EP3521339(B1)[欧州]（出願日：2016.12.9）
[7]塩谷 優子、神原 將、永井 隆文、足達 健二、柴沼 俊、中野 泰宏、生越 專介、大橋 理人、菊嶌 孝太郎、含フッ素重合体、JP6781434(B2)[日本]、(出願日：2016.7.13)
[8]久保田 浩治、毛利 晴彦、田中 義人、神原 將、三木 淳、水生生物付着防止材料、水生生物付着防止塗料、水生生物付着防止パネル、水中構造物、水中構造物に水生生物が付着することを防止するための方法及び成形品、JP6791136(B2) [日本]、(出願日：2016.6.14)
[9]高田 十志和、曽川 洋光、筒場 豊和、高松 将平、野口 剛、神原 將、
磯村 優仁、ニトリルオキシド化合物、JP6825816(B2)[日本]、（出願日：2016.3.9）
[10]高田 十志和、曽川 洋光、筒場 豊和、谷 美紗子、野口 剛、神原 將、
磯村 優仁、ロタキサン化合物、JP6736317(B2) [日本]、(出願日：2016.3.9)
[11]矢島 知子、笹原 佳奈、神原 將、野口 剛、含フッ素含ケイ素化合物、
JP6751892(B2) [日本]、US10745524(B2)[米国]、KP10-2228956(B1)[韓国]、CN108473685(B)[中国](出願日：2016.1.20)、
[12]生越 專介、大橋 理人、菊嶌 孝太郎、足達 健二、神原 將、
置換されたオレフィン化合物の製造方法、JP6781434(B2) [日本]、(出願日：2015.9.16)
[13]谷原 正夫、安藤 剛、戸谷 匡康、大向 吉景、神原 將、田中 義人、毛利 晴彦、三木 淳、生体適合性材料、コーティング組成物、コーティング膜及び物品、JP6889824(B2)[日本]（出願日：2015.6.16）
[14]田中 義人、神原 將、久保田 浩治、三木 淳、ブリスター包装、
JP6146430 (B2) [日本]（出願日：2015.3.10）
[15]神原 將、野口 剛、高田 十志和、曽川 洋光、文字山 嵯輔、筒場 豊和、
ニトリルオキシド化合物、JP6740553(B2) [日本]、US10562846(B2) [米国]、EP3269708(B1)[欧州](出願日：2015.3.10)
[16]神原 將、野口 剛、高田 十志和、曽川 洋光、筒場 豊和、
ニトリルオキシド化合物、JP6755484(B2) [日本]、US10633333(B2) [米国]、EP3269707(B1)[欧州]、（出願日：2015.3.10）
[17]神原 將、田中 義人、大向 吉景、塩谷 優子、毛利 晴彦、三木 淳、親水化剤、親水化剤を含む組成物及び高分子多孔質膜、JP6760359(B2) [日本]、
JP6485539(B2) [日本]、CN107250179(B)[中国]（出願日：2015.2.20）
[18]谷原 正夫、安藤 剛、戸谷 匡康、毛利 晴彦、田中 義人、神原 將、三木 淳、低タンパク質吸着性材料、低タンパク質吸着性物質、低細胞付着性材料、および低細胞付着性物品、JP6810386(B2) [日本]、(出願日：2014.12.26)
[19]田中 義人、神原 將、久保田 浩治、三木 淳、有機デバイス、
JP6492410(B2) [日本]、（出願日：2014.3.31）
[20]神原 將、野口 剛、増田 晴久、毛利 晴彦、高田 十志和、小山 靖人、王 晨綱、文字山 嵯輔、曽川 洋光、多官能ニトリルオキシド、JP6678954(B2) [日本]、US9518009(B2) [米国]、（出願日：2014.3.17）
[21]田中 義人、神原 將、久保田 浩治、三木 淳、硬化性組成物、JP6156519 (B2)
[日本]、US10066049 (B2) [米国]、KR101832643(B1)[韓国]（出願日：2014.1.22）
[22]谷原 正夫、安藤 剛、戸谷 匡康、毛利 晴彦、田中 義人、神原 將、三木 淳、抗血栓性材料、抗血栓性物品、抗菌性材料、抗菌性物品、及び、物品表面の大腸菌の増殖を阻害する方法、JP6810376(B2) [日本]、（出願日：2013.12.12）
[23]神原 將、野口 剛、毛利 晴彦、高田 十志和、小山 靖人、打田 聖、王 晨綱、チャウチン・スミトラー、含フッ素ニトリルオキシド、JP6355109(B2) [日本]、
US9637446 (B2) [米国]、（出願日：2013.3.7）
[24]神原 將、日高 麻衣、大塚 達也、石原 寿美、黒木 克親、山本 明典、
岸川 洋介；α－フルオロアクリル酸エステルの製造方法、JP3237223(B2)[日本]、JP6565992(B2) [日本]（出願日：2012.12.28）
＜公開特許公報 [審査中または審査前の特許出願] (7件)＞
[25]矢島知子、神原將、他2名、特願2025-006927（出願日2025/1/17）
[26]矢島知子、神原將、他1名、特願2024-015891（出願日2024/02/05）
[27]矢島知子、神原將、他1名、特願2024-015890（出願日2024/02/05）
[28]矢島知子、神原將、宮内紗久良、含フッ素ジアミン化合物の製造方法、特願2023-063863（出願日2023/4/11）
[29]神原 將、矢島 知子、含フッ素ポリマーの製造方法および含フッ素ポリマー、特願 2023-034872
[日本]、18/233473[米国]、（出願日：2022.8.16）
[30]神原 將、矢島 知子、含フッ素芳香族ポリマー及び含フッ素芳香族ポリマーの製造方法、
WO2024/038833(A1) [国際]（出願日：2022.8.16）
[31]神原 將、矢島 知子、含フッ素ポリマーの製造方法および含フッ素ポリマー、特願2022-126403
、（出願日：2022.8.16）
[32]神原 將、野口 剛、上谷 文宏、太田 大助、須藤 篤、ビスジアミノフェニル化合物、架橋剤、組成物及び成形品、WO2022/23076(A1) [国際] (出願日：2021.4.27)
[33]矢島 知子、神原 將、ポリイミド化合物、WO2022/168979(A1) [国際]（出願日：2021.2.8）
＜公開特許公報 [非成立特許出願] ：6件＞
[34]矢島 知子、中村 早希、神原 將、澁谷 祥太、野口 剛、含フッ素重合体、WO2018/038132[国際]
[35]矢島 知子、笹原 佳奈、神原 將、大向 吉景、三木 淳、オキシアルキレン基含有含フッ素重合体、特開2016-169375[日本]
[36]塩谷 優子、神原 將、田中 義人、大向 吉景、三木 淳、組成物及びフィルム、
特開2016-166288[日本]
[37]大家 明子、井本 克彦、川部 琢磨、伊藤 剣吾、田中 義人、神原 將、
久保田 浩治、三木 淳、太陽電池モジュールのフロントシート用塗料、太陽電池モジュールのフロントシート及び太陽電池モジュール、特開2015-170807及び特開2015-188074[日本]
[38]田中 義人、神原 將、久保田 浩治、三木 淳、農業用フィルム及び農業用被覆資材、特開2015-167537[日本]
[39]宮崎 真帆、松浦 誠、大塚 達也、岸川 洋介、石原 寿美、山本 明典、
黒木 克親、神原 將、２－フルオロ－３－ハロプロパン酸誘導体の製造方法、
特開2014-214147[日本]
３．著作物1件
フォトレジストの最先端技術 第Ⅱ編 第5章 含フッ素材料；神原 將、矢島 知子、（株）シーエムシー出版（2022年9月30日発刊）
